家づくりに際して、家族の快適さと健康を考えると、空調システムは非常に重要な要素となります。
中でも全館空調のメリット・デメリットを知っておきたいという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、全館空調の基本的な知識、メリットについて解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
 
 
 
1:全館空調とは?
 
全館空調システムとは、その名の通り、家全体を一つのシステムで冷暖房する仕組みです。
このシステムは、家全体の室温を均一に保てるため、部屋ごとに温度差が出にくくなります。
特に新築や大規模リフォームの際に導入を検討するご家庭が増えています。
 
2:24時間換気システムとの違い
 
24時間換気システムは、主にシックハウス症候群の対策を目的にしています。
そのため、室温の均一化を目的とした全館空調とは異なるシステムです。
 
全館空調システムは、24時間換気システムと組み合わせることで、常に新鮮な空気を室内に供給できます。
これは、健康的な室内環境を維持する上で非常に重要です。
 
全館空調で換気ができるものであっても、1時間あたり0.5回の換気に満たない場合、24時間換気の代わりにはならないのでご注意ください。
 

□全館空調の3大メリット

 
全館空調システムは、さまざまなメリットをもたらします。
 

*家中が一定の快適な温度に

 
全館空調システムを導入することで、家全体が一年を通して一定の快適な温度に保たれます。
これにより、夏場の熱中症、冬場のヒートショックを予防できます。
寒暖による健康被害を受けにくくなる、理想的なシステムといえるでしょう。
 

*インテリアデザインの自由度が増す

 
全館空調システムを使用することで、各部屋に空調装置を設置する必要がなくなる場合があります。
これにより、部屋のインテリアデザインの自由度が高まります。
 
さらに、エアコンやストーブも不要なので、それぞれの掃除や出し入れの際の手間もかかりません。
 

*清潔な空気を室内に

 
第1種換気システムにより、シックハウスをはじめとしたリスクからご家族を守ることにつながります。
中には、空気清浄機能が付いているものもあるので、大変便利です。
 

□まとめ

 
全館空調システムは、家づくりにおける重要な選択肢の一つです。
家全体を一定の快適な温度に保ち、寒暖による健康被害を予防できます。
この記事が、全館空調システムの理解を深めるきっかけになれば幸いです。
 
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