皆様こんにちわ(^^♪

三重県四日市で注文住宅を手掛ける、CHECKHOUSE+四日市スタジオです。

 

本日のブログはシリーズ第8弾になります。

今日ご紹介しますのは、弊社の標準フロアでも使用しております”オーク”のご紹介です。

”オーク”は別名「森の王様」とも呼ばれ、日本ではブナの木の方が馴染みの呼び名です。

ブナの木と言えば、どんぐりの実をつける事でも有名で、皆様も比較的触れて来た事がある樹木だと思います。

産地は北アメリカ、ロシア、ヨーロッパなど、多くの国で採取されている湿帯広葉樹になります。

樹高は最大で40mに達するものもあり、ヨーロピアンオークでは現在樹齢1500年のものまで確認されています。

 

”オーク”の歴史は古く、あの最強と言われる、エリザベス女王の艦隊でも使われていました。

1500年代後半、海上を行き来していた多くの船が”オーク”で作られており、大航海時代と呼ばれるこの頃は”オーク”なくしては語れないのです。

”オーク”が古くから使用されてきたのは船だけではなく

重厚かつ強靭な”オーク”はウイスキーの樽材としても有名です。

チロースと言われる独自の繊維構造は、醸造樽として使用しても液漏れすることはありません。

この様に、”オーク”は古くから強度や性能を評価され、身近で愛されれる樹木とされてきました。

その愛される”オーク”の希少価値を最も輝かせるものは、柾目面に現れる独特の「虎斑」と呼ばれる模様で

その名の通り虎の被毛のような模様になります。

ル・コルビジェ、ミース・ファン・デル・ローエ、と並び、近代の世界三大建築家の一人に数えられる

フランク・ロイド・ライトも”オーク”の虎斑に魅せられ、家具や内装などに多く用いたことでも有名です。

弊社では”オーク”のフロアを標準としています。

その力強い木目と淡い褐色の風合いは見る人を魅了し

表面が硬く傷つきにくいという特徴は、長くそして安心して使って頂けるものだからです。

普段当たり前に使っているものも歴史や、その特性を知る事でより深みと意味を持ちます。

あなたのこれから触れる木で一番身近な木がどんなものなのか、知ってみるのも面白いかもしれませんね。