自然素材はさまざまなメリットが存在する素材です。
ただ、扱いづらいといったようなイメージが先行しがちで、どのような素材なのかについてはあまり知られていません。
そこで今回は、四日市にお住いの方に向けて自然素材を使用した注文住宅について詳しくご紹介します。

□自然素材を使用した注文住宅のメリットとデメリット

自然素材を使用するメリットは素材そのものの優しさを感じられるということが挙げられます。
無垢材や漆喰の壁など自然の素材は肌触りに優れており、温かみもあります。
また、薬品や化学物質を使用しないため、身体に優しいということもメリットと言えるでしょう。

近年では、壁紙や床材などの建材が原因で発生するシックハウス症候群が問題となっています。
このシックハウス症候群は自然素材を使用することでそのリスクをほとんど無くせます。
また、自然素材では湿度を調整する機能もあるため、空調の効果を高められるというメリットも存在します。

一方デメリットとしては施工コストが高いことが挙げられます。
自然素材は少し扱いにくいため、一般的に使用する建材に比べて職人さんの作業が長期化してしまいます。
また、傷や汚れがつくとメンテナンスが大変であることもデメリットとして挙げられます。

以上が自然素材を使用した住宅のメリットとデメリットになります。

□自然素材の注文住宅の注意点

先ほどは自然素材の注文住宅のメリットとデメリットをご紹介しました。
ここからは、自然素材を使用する際の注意点をご紹介します。

まず、無垢材は年月とともに変化することが挙げられます。
無垢材の柱は集成材の柱と比較して、反りやゆがみなどが発生しやすくなります。

無垢材は年月が経てば経つほど乾燥が進み、強度を増していきます。
また無垢フローリングでも同様のことが発生する恐れがあります。
その過程の中で多少の反りやゆがみなどが発生する可能性はありますが、構造上は特に問題はありません。
ただ、見た目を気にされる方は、注意が必要になるでしょう。

次に漆喰は素材の特性にクセがあることが挙げられます。
自然素材の中でも漆喰は特殊で、その手触りはザラザラ・ゴツゴツとしています。

そのため、小さいお子様がいらっしゃる家庭では漆喰の仕様に注意が必要です。
例えば、小さなお子様が壁で肌をこすってしまうと、擦り傷ができてしまう恐れがあります。
また壁自体も強くこするとボロボロと粉になって落ちてしまう恐れもあるでしょう。

このように、自然素材にはそれぞれ特徴があるため、素材の特徴を知った上で使用することをおすすめします。

□まとめ

今回は、自然素材を使用した注文住宅についてご紹介しました。
自然素材を使用される際は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。
本記事が理想の家づくりをするための参考になれば幸いです。