マイホームを建てることを検討している方は、後悔しない家づくりをしたいでしょう。
そこで今回は、新築の間取りで失敗することが多い理由と、家づくりで後悔することの例を紹介します。
また、後悔しないために注意すべきポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
□新築の間取りで後悔する理由とは?
注文住宅では、建売住宅と違い、実際に出来上がるまで完成形が分かりません。
そのため、初めての家づくりで、全く後悔のしない家を建てるのは難しいのです。
ご自分の要望を全部盛り込むだけでは、実際に暮らしてみると使いづらいということも十分に起こりえます。
家づくりに失敗する1番の理由は、情報収集が不十分であることです。
初めて家づくりではわからないことだらけですよね。
家づくりでは、実際に生活する様子を想像しながら作ることが大切です。
しかし、十分な知識がなければ、マイホームの完成形に対するイメージもあいまいになります。
知識がないまま家づくりを進めていくと、ハウスメーカーや工務店のアドバイスをうのみにして失敗することもあります。
プロの意見は必要ですが、その提案がご自分の家族構成やライフスタイルに合っているものなのかは判断しなければ後悔することになります。
また、先入観を持って家づくりをするのも、後悔する原因になります。
幅広い判断材料を得て、理想の家を建てるには、先入観なくあらゆる選択肢を検討する必要があります。
はじめは採用したいと思っていた間取りや設備も、あらゆる選択肢を検討するうちにより良いものが見つかるかもしれません。
さらに、こだわるポイントには優先順位を決めておくと良いでしょう。
そうすることでスムーズに家づくりを進められます。
□家づくりで後悔する例をご紹介!
この項では、家づくりで後悔した例を5つ紹介します。
ぜひ参考にして、後悔しない選択に役立ててくださいね。
1つ目は、リビングの広さと日当たりについてです。
リビングは、家族みんなが集まる家の中心となる空間です。
図面を見ているだけでは、広さや日当たりについて分かりづらいことが多いです。
あらかじめ知っておきましょう。
実際に家を建てて家具を搬入した後に、思ったより狭かったということもあり得ます。
また、家具が十分に入るかだけでなく、家族がみんなでいるときに空間にゆとりがあるかも大切です。
リラックスできる空間づくりのためには、ある程度の広さが必要なので、モデルハウスや展示場に足を運んで広さ確認しておくのがおすすめです。
また、隣の家とのバランスで日当たりが左右されることにも注意が必要です。
天窓などをうまく活用して、十分な日当たりを確保できるように工夫しましょう。
日当たりは、室内の温度にも影響する非常に重要な部分です。
2つ目は、コンセント計画です。
コンセントが欲しい場所にない、数が足りないという失敗は多いです。
家具を置いて使えなくなる可能性もあるため、あらかじめ家具や家電を置く場所を決めてからコンセントの場所を考えると良いでしょう。
その際には、つねにコンセントを指しておく家電以外にも、暖房器具や扇風機、掃除機といった使う季節や頻度が限られているものについても考慮する必要があります。
3つ目は、内装の色とデザインです。
色見本を見て内装の配色を選んだ場合、面積が広くなることによって、できあがりがイメージと違うということもあります。
実際に候補の壁紙などを採用している家を見に行くことが、後悔を防ぐコツです。
4つ目は、水回りについてです。
水回りは、家事を行うことが多いため、使いやすさが大切です。
家事動線を意識した広さや間取りを考えましょう。
また、寝室との位置関係も重要です。
トイレの流水音やシャワーの音が響くと、良質な睡眠の妨げになってしまうためです。
5つ目は、収納の量と場所です。
収納は、大きさだけでなく場所や奥行きなどさまざまな要素に気を付ける必要があります。
よく使用する物を取り出しやすい場所に置くことを意識して収納を考えましょう。
また、どのような目的で何をどれだけ収納するのかを具体的にイメージして、使いやすい収納の形を考えることが大切です。
□後悔しないための注意点をご紹介!
注文住宅で後悔しないためのポイントを3つ紹介します。
1つ目は、家事動線と日常動線を意識することです。
家事動線と日常動線、両方を意識して使いやすい間取りを作りましょう。
家事動線の良い間取りは、家事を楽にしてくれますが、家事動線だけを重視すると日常生活での移動がストレスになる可能性もあります。
2つ目は、常識を捨てることです。
「夫婦は同じ部屋で寝るべき」「キッチンは対面にするべき」など、新築住宅に対して持っている思い込みは、後悔のもとです。
それぞれのご家庭でライフスタイルや予算は異なるため、ご自分に合った家づくりを意識しましょう。
3つ目は、見た目や流行に惑わされないことです。
いくら見た目が良い間取りでも、デメリットを確認したうえで採用するかどうか決めましょう。
使いやすさをよく検討することが失敗しないコツです。
□まとめ
今回は、注文住宅で後悔する理由と実際の失敗例、注意すべきポイントを紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考にして、素敵な家づくりに役立ててくださいね。
四日市周辺で注文住宅を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。
ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡ください。