誰もが一度は思い描く「夢のマイホーム」。
しかし、いざ家を建てるとなると、十分な知識がないために困惑する方が多くいらっしゃいます。
今回は、家づくり最初にすることや家づくりの流れについて紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
□家づくり最初にすることとは
まずは、情報収集から始めましょう。
ネットでランダムにステキな住まいを見て、大まかなデザインを決めます。
おすすめはInstagramで、家に関する画像を検索しましょう。
例えば「外観」で検索すると約28万件も出てきたり、「リビング」では約164万件。
このように画像が非常に多くスタイルもさまざまです。
好みのものはフォルダを作って家づくりの参考にしましょう。
このように空間づくりの参考になる画像が多く集まっていますので、必ず見ておきましょう。
また、大手ハウスメーカーが開催している住宅展示場へ実際に足を運んで見てみるのもおすすめです。
事前の情報では理解できなかったことや実際のイメージが明白になるでしょう。
ただし、モデルハウスは基本的に、高額なオプションをつけていたり、広く作られていたりするものです。
こだわりを持ちすぎると費用が膨らみオーバーしてしまう可能性もあります。
あくまでも参考程度に話を聞きましょう。
また、ハウスメーカーの名簿に電話番号を書いたら、営業から連絡が来て大変だったという声もあります。
そうならないためにも、まずはカタログを取り寄せましょう。
カタログを拝見しながら家族でゆっくり検討して、間取りのイメージができてから住宅展示場に行くのがおすすめです。
家族がそれぞれ理想の家をイメージできたら、お互いの要望を出し合ったうえで、家を建てる場所、予算、引っ越しの時期などを話し合っていきましょう。
まだ、この段階では具体的に決める必要はありません。
住みたい家に対する家族の想いや要望を聞くことで、家づくりをより具体的にイメージしやすくなります。
他にも住みたい家のイメージが大まかにでも掴めてきたら、住宅情報誌の購入や勉強会に参加したりして、家づくりの基礎知識を身につけましょう。
家づくりは誰しも初心者なので、分からないことがあるのは当然です。
「家づくりって何から始めればいいの」「どの住宅ローンが得なのか」「失敗しない土地探しの方法が分からない」
こんなお悩みがある方は、一度は勉強会に参加して疑問を解決しましょう。
□家づくりの流れとは
最初に家づくりの流れの大まかなステップについてお伝えします。
住宅会社や建てる状況によって順番は前後しますが主に以下の10ステップを踏むことになります。
1.イメージ固め
2.資金計画を練る
3.建設会社の決定
4.土地を見つける
5.敷地調査・地盤調査
6.住宅ローンの申し込み
7.土地購入
8.家のデザイン決め
9.建築請負契約の締結
10.着工・建物の引き渡し
実際に家づくりをするとなると長い道のりではありますが、ステップに分けるとそこまで複雑ではありません。
最初にすることは、家族間で理想の生活をイメージし、情報収集をすることです。
そこから、理想の家に自分たちがかけられる予算はいくらなのかを決めましょう。
なぜなら土地代、着工費、中間金など、ローンを借りる前にまとまった支払いが必要な場合があるからです。
また、家づくりに必要なお金は建築費、その他工事費、土地購入費、諸費用などがあり、検査費用、税金、保険料は原則自己資金になります。
次にインターネットや不動産で土地探しを開始していきローンを組んでいきます。
住宅ローンは、「比較・選定・申込み」という流れで契約します。
段取りを組む時は、ファイナンシャルプランナーにライフプランニングしてもらうようにしましょう。
ライフプランニングとは、人生設計・生活設計のことです。
住宅ローンは、現時点の貯蓄や子どもの学費、老後の備えなど将来の支出も想定しながら借入額を決めます。
そして、土地を購入し、間取り・設備のプランを決めていきます。
土地も決まり、間取り等の詳細決定、資金計画の確認ができたら、建築工事請負契約を結びます。
契約を結び終わったら着工です。
着工が完了したら、お待ちかねの引き渡し。
最後は竣工検査に立ち合いましょう。
□家づくりの後悔例とは
1つ目は床暖房です。
床暖房は、温度を上げるのに大きなエネルギーが必要な割に、部屋全体を暖めるためにはエアコンよりも長い時間を要します。
そのため、光熱費負担も大きくなり、床暖房を使用せずエアコンで一冬過ごした人も多くいます。
計画する際は、エアコンに比べて上記のような非効率さがあっても設置したいか、設置するとしたらどこに設置するかをよく検討しましょう。
2つ目は家事動線です。
水回りの生活動線を考えなかったために、洗濯後に2階のベランダに洗濯物を干して、乾燥したら1階で畳んで収納する手間がストレスになるケースはよくあります。
こうした水回りに関する家事の時短を図るには、リビング、キッチン、洗面所、勝手口、物干しの動線を最短にするようなプランニングが重要です。
上下の垂直移動をなくし、物干し場への移動も最短距離になるよう考えてみましょう。
□まとめ
1番のベストは家を建てる前に、有益な情報を手に入れて頭の中に入れておくこと、家を建てるため全体像を知っておくということ。
もちろん、全てを覚える必要はありません。
家を建てる時に何かに迷った時、そういえばこんな情報があったなと思い出せることができれば、あなたの判断の質は大きく向上します。
当社は四日市周辺で家づくりのお手伝いを行っております。
安心で納得の家づくりをサポートさせて頂きますので、相談したいことがございましたら、当社までお気軽にご連絡ください。