「家づくりにはどのくらいの費用がかかるのか知りたい」
このようにお考えの方は多いですよね。
そこで今回は、家づくりにどのくらいの費用がかかるのかについて解説します。
お金を支払うタイミングや流れ、予算の決め方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

□家づくりにどのくらいの費用がかかるのかをご紹介します!

ここからは、家づくりにどのくらいの費用がかかるのかについてご紹介します。
家づくりにかかる費用は大きく以下の3つに分けられます。

・土地代
・建物代
・諸経費

順に解説していきます。
まずは、土地代です。
内訳として以下のようなものがあります。

・手付金(物件価格の5~10パーセント)
・購入物件の残代金(物件価格-手付金-住宅ローン借入金)
・購入諸費用(印紙税・仲介手数料の半金)

次に、建物代です。
家には、1000万円くらいのものから5000万円を超えるようなものまであります。
価格の幅はかなり広いですが、3000万円〜4000万円くらいを目安として考えると良いでしょう。

そして、諸経費です。
諸経費の内訳は以下の通りです。

・不動産取得税、印紙税などの税金
・保険
・銀行に支払う手数料
・家電
・家具
・照明器具

諸経費は多めにとっておくことがポイントです。
足りなくなると非常に困ってしまいます。
全体の金額の13〜15パーセントくらいを諸経費として計算しておくと、安心できるでしょう。

□お金を支払うタイミングと流れをご紹介します!

ここからは、お金を支払うタイミングと流れについてご紹介します。
以下のような流れで家づくりは進んでいきます。

・土地探し
・住宅会社選びと土地購入
・プランの打ち合わせや住宅ローンの検討
・プランの決定と契約、そしてローン審査
・着工
・上棟
・完成前検査
・完成と引っ越し、そして登記手続き
・定期点検とアフターメンテナンス

お金を支払うタイミングが5つあります。
1つ目は、住宅会社選びと土地購入のタイミングです。
ここでは、土地の代金を支払います。
売買契約を結ぶときに手付金を1割くらい支払ってから残りをすべて支払うのが一般的です。

2つ目は、プランの決定と契約、そしてローン審査のタイミングです。
ここでは、契約金を支払います。
一般的に、工事請負契約に書かれている金額の25パーセントを契約時に支払います。
しかし、このときは住宅ローンの融資がまだされていない場合も多いので、10パーセントくらいの頭金を支払うこともあります。

3つ目は、着工のタイミングです。
ここでは、着工金を支払います。
契約している金額のだいたい25〜30パーセントを支払います。
自己資金で足りない場合は、つなぎ融資を利用しましょう。

4つ目は、上棟のタイミングです。
ここでは、上棟金を支払います。
契約している金額のだいたい25〜30パーセントを支払います。

5つ目は、完済と引っ越し、登記手続きのタイミングです。
ここでは、最終金を支払います。
残っている金額、もしくは契約している金額のだいたい25パーセントくらいを支払います。

このほかさまざまな諸費用も発生するので、自己資金をしっかりと準備しておきましょう。

□予算の決め方をご紹介します!

ここからは、予算の決め方についてご紹介します。
以下のようなポイントに気をつけて予算を決めましょう。

・予算の配分を決めるほか、諸費用分の現金も確保する
・頭金や諸費用、引っ越しのための自己資本と現金の貯蓄を確保する
・毎月の返済額から予算を考える

順に解説していきます。
まずは、予算の配分を決めましょう。
家づくりの予算は年収の4〜5倍くらいが目安と言われています。
全体の予算を決めてから建物や土地への予算の配分を決め、諸費用分の現金も確保しておきましょう。

次に、頭金や諸費用、引っ越しのための自己資本と現金の貯蓄を準備しておくことが必要です。
家づくりの予算には、住宅ローンだけでなく自己資本も大切です。
物件の費用の10〜20パーセントくらいが頭金として、10パーセントくらいが諸費用としてかかるほか、引っ越しに50〜100万円くらいかかることが多いです。
そのため、自己資金をしっかり準備しておく必要があるほか、暮らしていくためのランニングコストや急な出費への備えとして現金の貯蓄も残しておく必要があります。

そして、毎月どのくらいの金額を返済できるかという観点から予算を考えることもおすすめです。
現在賃貸に暮らしている場合、支払っている家賃を目安として、余裕をもって返済できる月々の金額を考えられます。
たとえば、金利1.2パーセントで35年ローンの場合、借り入れできる総額は月々の返済額の340倍くらいです。

□まとめ

この記事では、家づくりにどのくらいの費用がかかるのかについて詳しく解説しました。
無理なく返済できる借入金額を考えましょう。
家づくりでお悩みの方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、四日市周辺で家づくりをご検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。