皆様こんにちわ(^^♪

三重県四日市市で注文住宅を手掛ける、CHECKHOUSE+四日市スタジオです。

 

今回のブログは最近日本でも少し耳にすることも増えてきた

ベルギーのBEAL社が開発した左官素材

MORTEX(モールテックス)についてご紹介致します。

 

MORTEXはひとくくりで言ってしまうと、セメント系の素材になります。

しかし、今までのセメント系の素材と大きく違う部分がございます。

・強度

・防水

・柔軟性

・カラーバリエーション

こういった所でしょうか。

これで何ができるの??と思われる方も多いと思いますがとても画期的な事なんです。

強度が強い上に、柔軟性があって防水性もあると言う事は

モルタルでは不可能とされてきた水回りにも施工できてしまうわけです。

さらに、薄く施工が出来るので内装に使用も可能。

柔軟性から木、金属、陶器、ガラスにも施工が出来るので

リフォームやイメージチェンジにもってこいな素材なんです。

もちろん新築のアクセントにも、最近では家具なんかにも幅広く使用されています。

そんなMORTEXですが、欠点もございます。

・価格

・調合が難しい

・職人によってばらつきが出る

私たちが普段目にするセメント系の素材の中では、かなり高価な方でしょう。

タイルに近いイメージでしょうか。

調合が難しい事でも有名ですね。

MORTEXは材料を作り出すのや、仕上げまでにオイルや顔料、サンダーで削るなど

多くの手間が掛かります。

一般的な左官と違い講習に参加し、調合のしかたも教わらなければ施工できないと言われています。

なのでしっかりと理解して施工をしないと、未完の状態と言っても過言ではないでしょう。

そして、仕上げにも多くの手間が掛かります。

塗り方や、削り方によって仕上がりも変わってしまいます。

実はこだわっていくと難しい材料なんです(~_~;)

弊社では日本で三人しかいない、MORTEX講師の方に施工をお願いしております。

本場、ベルギーに修行に行き日本で一番MORTEXを施工している人でしょう。

同じ素材を使うのであれば、上手な人にやってもらいたいのは普通ですよね(/・ω・)/

弊社、ギャラリー事務所にもMORTEXを使用した大きな壁がございます。

是非一度、見に来て下さいね(^^)/

塗り壁専門 株式会社 石原左官 http://www.ishihara-sakan.co.jp/works/index.html

 

弊社入り口側面の施工例

 

キッチン裏のカウンター施工例

I型キッチンの腰壁への施工。最近流行りのインダストリアル感が出ます。