皆様こんにちわ(^^♪

三重県四日市で注文住宅を手掛ける、CHECKHOUSE+四日市スタジオです。

 

本日のブログは、基礎着工前の地盤改良工事について少しご紹介致します。

お家を建てる上で、まずはじめに必要になって来るのが地盤調査です。

その調査結果で、地盤が安全か否かを調査します。

地盤調査結果が、強い地盤であれば直接基礎。(そのまま工事)

弱い地盤であれば、安全に家を建てられる地盤にする地盤改良工事が必要になってきます。

ここで求められるのは、調査の信頼度が大切になってきます。

この調査が甘い場合、強い地盤なのに、念の為の改良工事を行ったり、過剰設計で大幅なコストが掛かったりします。

建てる方の大切な資産を、施工業者の判断で、余分な工事や念の為の工事で使われてしまってはたまりませんよね。

そこで調査方法や、調査の特徴、保証などを知っておく事で、余分なコストを抑えられるかもしれません。

今日は代表的な調査や工事方法、弊社が行っている地盤調査について少しお話致します。

 

まず、現在の行われている地盤調査の方法は、代表的な方法で3つございます。

SWS試験・ボーリング調査・SDS試験の3つです。

それぞれ調査には特徴があり、コストも信頼性も変わってきます。

簡単に比較しますと

 

SWS試験(スウェーデン式サウンディング)

戸建ての地盤調査で一番多く使われる一般的な試験。手動、半自動、全自動があります。

調査料金が安価なのが特徴。

 

・ボーリング調査

高性能ですが高額な為、主にビルやマンションで使われます。

土質判定まで可能な為、正確だが調査料金は高価。

 

・SDS試験(スクリュードライバーサウンディング)

低料金でボーリング調査並みの土質判定が可能な新技術です。

SDS試験とボーリング調査のいい所を持っているのが特徴。

 

弊社が行う地盤調査は、土質判定まで可能な

SDS試験(スクリュードライバーサウンディング)になります。

現在戸建てに使われる調査の中では、最良の調査と言えるでしょう。信頼性が高い為、保証も最長の20年が付保されます。

そして、基礎の形状、躯体の状況、土質など様々な要因から構造計算をして、最善の地盤改良工事を導き出し地盤改良工事を行います。

弊社の基礎は鉄筋コンクリートで作るベタ基礎になります。

布基礎とは違い、これも地盤調査時にはプラスの要因になります。

これにより、良質地盤に対する過剰な地盤改良工事を防ぐ事が出来ます。

そして調査結果をもとに、必要があれば地盤改良工事を行っていきます。

 

地盤改良工事の方法は大きく分けて3つになります。

・表層改良

軟弱地盤の層が地表から2メートル以内の場合に、軟弱地盤層の強度を上げ

下部の良好地盤層と一体化させて支持地盤を造る工法です。比較的安価で行えることが多い。

・柱状改良

軟弱地盤が2メートル以上8メートル以下の場合に用いられる方法で、

土の中にコンクリートの柱を造る方法です。表層改良より高価になる事が多い。

・鋼管杭

建物の地盤が軟弱な場合に地中に打ち込む鋼製の杭のこと。軟弱地盤が深度2m以上で、

狭小地など大型重機の搬入が難しい場合に行います。深度30mまで工事可能です。

 

改良工事が必要な場合は上記の方法で、確実で安心できる地盤を造って行きます。

地盤はお家全体を支える非常に大切な部分になります。

この地震大国日本で、家が安全なのは当たり前でなければいけないと考えております。

デザインの付加価値はもちろんですが、同時に性能や、安全にも付加価値のある家をご提案したいと思います。