新しくお家を建てる際、理想をたくさん詰め込みたいと思い、注文住宅を選択される方も多いと思います。
後悔したと思うポイントはできる限り減らしたいですよね。
今回は、間取りの失敗例や後悔しないためのポイントを紹介します。

□注文住宅の間取りの失敗例とは

まずは、間取りでよくある失敗例を紹介していきます。

1．収納
よくある後悔として、収納量が足りない、収納が使いづらい場所にあるなどの後悔の声がよく聞かれます。
適切な収納量を確保するためには、手持ちの荷物を整理してみること、そして将来どれくらい収納が増えるかどうかをある程度イメージした上で間取りを考えておくことが大切です。

また、使い勝手の良い収納づくりのためには、生活導線を考えた配置にすることが重要です。
家事育児をする中で、どこに収納場所があれば使い勝手が良いのかをシミュレーションしておきましょう。

2．コンセントの位置
生活する中で意外と大切なのが、コンセントの位置や数。
コンセントの位置が悪い、もっと多く設置しておけば良かったなどの声もよく聞かれます。
コンセントの位置や数で失敗すると、延長コードだらけになって部屋の見た目が悪くなったり、使いたい場所で電子機器が使えなかったりすることもあります。

間取りを考える中で、どこで何をするか、テレビや冷蔵庫などの家電はどこに設置するのかなど、細かなところまでイメージした上で、コンセントの数や場所を考えましょう。

3．リビング階段
最近の流行りの1つでもあるリビング階段ですが、来客があるときは少し困ってしまうようです。
二階に来客があると散らかったリビングも見られてしまう、逆にリビングに来客があるときにパジャマで2階からおりられない、といったケースがあります。
加えて、熱・音・ニオイが階段を通じて1階や2階に直接伝わってきます。

リビングの冷暖房の効きが悪くなったり、夜遅く帰宅した家族の物音で2階の家族が起きてしまったりするケースがあるので注意しましょう。
対策として、リビング階段でもスクリーンや引き戸を設置すると上記の問題をクリアできる可能性もあるため検討してみてはいかがでしょうか。

4．日当たり
平面図等だけでは読み取れない情報としては日照があり、しっかり設計しないと過ごしづらい部屋になってしまいます。
日当たりの良いリビングでも、西日がテレビや目を直撃する位置に窓があると快適に過ごせません。
また、障害物のある方向に大開口の窓を作っても、景観と採光が悪く暗い部屋になってしまうでしょう。

周囲の環境や土地の方向にも配慮し、日当たりと採光についても考慮することで失敗を防げます。

□注文住宅の土地探しと金銭面での注意点とは

注文住宅を建てる場合は、土地探しや資金計画から始めることになります。
しかしながら、土地の探し方がわからないまま、漠然と進めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
理想の土地や資金計画を立てるには、事前準備や土地探しのコツを押さえておくことが肝心です。
ここでは、注意点についていくつか紹介します。

まずは、エリアと予算を決めることです。
重要な軸となるのが、エリアと予算です。
注文住宅を建てたいエリアと、土地にかけられる予算を最初に決めておけば、迷わずに理想の土地を探せます。

エリアを決める際は、通勤・通学の利便性の良いエリアを探し、複数の候補をあげましょう。
予算は土地にかかる費用だけでなく、注文住宅の建築費や手数料、税金なども考慮する必要があります。

続いて、現地での確認です。
土地選びの際は必ず現地で確認してみましょう。
インターネットや販売図面で土地の情報は確認できますが、周りの雰囲気のように感じとることができないものもあります。
建物が建っている土地だとしても必ず確認するようにしましょう。

他にも金銭的な注意点としては、ライフプランを立てることです。
住宅ローンを組んだとき、一般的に支払いは長期的なものになります。
徐々に預貯金が減少していき、支払いを破綻させないためにも、ライフプランを立てましょう。

現在の収入・支出を続けた場合に家計・貯蓄がどのように変化するか、そして注文住宅建築のためにローンを組んだ時どのように変化するのか。
細かく計画を立てることで不安を感じることなく生活ができるでしょう。

□注文住宅で後悔しないポイントとは

まずは、理想の家のイメージを明確に持つこと。
注文住宅を建てるなら理想の家のイメージを明確に持っていることが大切で、イメージが定まっていると、打ち合わせもスムーズに進みます。
特に外観、内観、間取りについての希望は明確に持っておきましょう。
加えて、どんなキッチンや洗面台を使いたいかといった設備についてもイメージを持っておくと良いでしょう。

次に、妥協しないこと。
一生に一度の大きな買い物である注文住宅。
間取り図の段階でしっかりと動線等を確認し、納得のいくまで打ち合わせを重ねましょう。
予算オーバーするからとグレードを下げるのではなく、他の部分でコストカットできる部分がないかを考えて納得のいくものを選ぶことが後悔を防ぐコツとなります。

□まとめ

注文住宅で後悔しやすいポイントについて解説しました。
性能のことやお金のこと、注文住宅を計画していると様々な心配が湧いてきますが、どの問題も対処可能で事前に予測して対策することが大事です。
当社は四日市周辺で家づくりのお手伝いを行っております。
相談したいことがございましたら、お気軽にご連絡ください。