地震、台風、集中豪雨など様々な災害が日々発生している災害大国日本において、その対策を十分に立てておくことは重要です。
日頃から、高い防災意識を持っている方も、災害に弱い家に住んでいては、身の安全を保障することはできません。
今回は、日本の災害と災害に強い家について説明します。

□実際どうなの?日本の災害発生状況とは?

日本における災害といえば、地震を思いつく方も多いでしょう。
実際、日本の地震発生率は世界第4位と、世界トップレベルで地震が起こりやすい国といえます。
土地の状態によっては、液状化現象や地盤沈下など、地震による様々な現象が起こり、大切な家が崩壊したり、傾いたりする事例も後を絶ちません。

台風も地震と同様に、日本に様々な被害をもたらしています。
一般社団法人国土技術研究センターによると、年平均約11.5個の台風が日本に接近しており、暴風による家の倒壊や、豪雨による床上浸水など、様々な被害をもたらしています。

□命を守る!災害に強い家の特徴とは?

*地震に強い家づくり

地震に強い家は、正方形の間取りである傾向にあります。
偏った形の間取りや凹凸の多い間取りは、家の一部分に集中的に力が加わってしまいます。
1階よりも上層階に重心が近い家も地震に弱い間取りです。

「耐震等級」は家の地震への強さを、客観的に判断するための指標の1つです。
建築基準法では最低レベルを1、最大レベルは3と設定しており、耐震等級3である家は地震に対して、ある程度安全が保障されているといえます。

*台風に強い家づくり

基本的に地震に強い特徴を持った家は、台風にも強いつくりになっています。
さらに台風に強い家にしたい場合は、加えて屋根の種類にもこだわりましょう。
日本で普及している屋根の中で、最も台風に強いのが4方向に傾斜面のある「寄棟」、次いで2つの傾斜面が山形の形状を構成する「切妻屋根」、傾斜面が1つだけの「片流れ」は最も台風に弱い屋根です。
台風対策には、「寄棟」が最もおすすめです。

*雨漏りに強い家づくり

雨漏りに強い家は、広い軒がある傾向にあります。
軒とは、壁から外に張り出た屋根の部分のことで、雨から壁を保護してくれます。
また、上層階のバルコニーや天窓の防水機能が弱いと、雨漏りは簡単に起こってしまうので、これらの部分への防水対策は入念に行いましょう。

□まとめ

様々な災害が日常的に起こっている日本では家に対する入念な防災対策が欠かせません。
災害に強い家をご希望する、四日市市にお住いの方々は、ぜひ当社にご依頼ください。