注文住宅を検討する場合、間取りも自分で決める必要があります。
では、間取りはどのように決めれば良いのでしょうか。
間取りについてあまり考えたことがない場合は不安ですよね。
そこで今回は、注文住宅の間取りの決め方にはどのようなものがあるのかについて解説します。

□注文住宅の間取りの決め方についてご紹介!

1つ目は、生活の変化に柔軟に対応できるかをチェックすることです。
バリアフリーな間取り、可変性のある間取りを意識することで長く暮らせる家にできます。
さまざまなライフイベントによって理想とする間取りが変わることもあるので、慎重に検討しましょう。

2つ目は、窓やコンセント、収納の位置を決めることです。
どのような用途で使うのかを決めることで、自然と位置も決まってきます。
生活をイメージして、どこに設けるのかやどのくらい設けるのか、サイズはどうするかなどを考えていきましょう。

3つ目は、動線に気をつけながら配置を決めることです。
特に以下のポイントには要注意です。

・洗濯機と干す場所、たたむ場所、しまう場所が遠いと移動が大変
・玄関や駐車場からキッチンが遠いと、重い荷物を持って歩く距離が長くなる
・来客時にリビングを通らずに個室に行けるようにする
・リビングや個室からトイレに行きやすいようにする
・急いでいる人が多い時間帯にそれぞれの動線が被らないようにする
・個室とダイニング、洗面所がどれも離れた場所にある場合、朝の準備に時間がかかる

4つ目は、間取り図を集めることです。
白紙の状態から始めるのも良いですが、紹介されている間取り図を集めて気に入ったものをベースとして使用することもおすすめです。
そうすることで、簡単に良い間取りを実現できます。

5つ目は、こだわるポイントや部屋の数を決定することです。
部屋の数は最初に決める必要があります。

例えば、今は子供1人でも将来は子供が2人になるかもしれませんし、子供が大きくなったら巣立って子供部屋を使わなくなるかもしれません。
その場合は、個室の数を予定より1部屋多くしたり、子供部屋を2つに仕切れるようにしたり、書斎や客間として使えるようにしたりすることをおすすめします。
また、こだわるところには優先順位をつけておくことも大切です。

□間取りを確認する際にチェックしておきたいポイントをご紹介します!

担当者から提案された間取りについて、特にしっかりと確認しておきたいポイントの具体例としては以下のようなものがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

・利便性や安全性は十分か
・コンセントや照明は暮らし方にあっているか
・外観のイメージは理想通りか
・風通しは良いか
・景観に対応しているか
・採光は十分か
・外からの視線が気にならないか
・音は気にならないか
・収納量は十分か
・動線は効率的か

有能な設計士であれば、これらのポイントをしっかり押さえて設計してくれるはずです。
しかし、そうでない場合もあるので、自分でも確認して気になる点は修正できるかどうかを担当者に相談してみてください。

□注文住宅を購入する流れをご紹介します!

1つ目は、どのように暮らすのかを想像して予算を考えることです。
想像する際には、どこのエリアに住みたいのか、なぜそれが必要なのかをしっかり考えることが大切です。
イメージが明確になってきたら予算を検討していきましょう。
予算を決める際は、自己資金で支払う金額、支払う期間、月に支払う金額、ボーナスで支払う金額などを考慮して決めることをおすすめします。

2つ目は、土地を探すことです。
おおよその予算がつかめたら実際に土地を探してみましょう。
例えば、交通の便、買い物の利便性、地盤の強さ・災害への強さ、土地の広さ、自然環境などを土地探しの際に考慮すると良いでしょう。
このとき、優先順位と優先したい理由をはっきりさせておくと土地選びがしやすいです。

また、現地に実際に足を運ぶことも大切です。

3つ目は、建築会社を決めることです。
なお、契約したものの銀行からお金が借りられないという事態を避けるために、事前に住宅ローンの仮審査もこの時点で済ませておきましょう。

当社は、素材や暮らしやすさにこだわり、快適でエコに暮らせる住宅を建てますので、お困りの際は、お気軽にご相談ください。

4つ目は、決めた会社と契約することです。
建築工事請負契約というものを結びます。
この際、印紙代や印鑑も含めた準備物が必要になるので、あらかじめきちんと準備しておきましょう。

5つ目は、着工までに打ち合わせやローンの審査などをすることです。
さまざまな打ち合わせやローンの本審査のほか、土地購入や間取りの確定などもします。
間取りが決まると、内装の細かな打ち合わせに入ります。
床の色や壁紙の種類、コンセントの位置・照明計画などです。

6つ目は、入居までに検査や必要な手続きなどをすることです。
着工が完了し、必要な手続きや中間検査、竣工検査などの検査を終えると、引き渡しが行われて新生活が始まります。

□まとめ

この記事では、注文住宅の間取りの決め方について解説しました。
生活の変化に柔軟に対応できるかは特に大切なポイントです。
また、四日市周辺で家づくりをご検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
長年培ってきた家づくりのプロの知識と 設計事務所の建築家の技術を組み合わせることで、安心で納得の家づくりをサポートさせて頂きます。