理想の住まいを実現したい気持ちは、誰しも同じですよね。
しかし、コンセントの位置は後から簡単に変更できません。
だからこそ、設計段階でしっかりとコンセントの位置を計画することが、快適な暮らしを送るためのカギとなります。
そこでこの記事では、新築住宅におけるコンセント位置の決め方の基本から、間取り別の具体的な配置例、後悔しないためのポイントまでを網羅していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□新築のコンセント位置、失敗しないためのポイント
新築住宅のコンセント位置は、後から変更することが難しいので、設計段階でしっかりと計画することが重要です。
この記事では、快適な暮らしを実現するためのコンセント位置の決め方について、事例を交えながら解説していきます。
1: コンセントの位置と数
コンセントの位置を決める際は、家具の配置をイメージすることが大切です。
例えば、ソファの横に照明器具のコンセントを配置したり、テレビの横にゲーム機やブルーレイレコーダーのコンセントを配置したりするなど、実際に家具を置いた状態を想像しながら計画を進めましょう。
2: コンセントの高さ
コンセントの高さは、用途によって適切な高さがあります。
一般的に、床から25センチの高さは、掃除機やコードレス掃除機など、コード付き家電を使用する際に使いやすい高さです。
一方、コードレス充電器やスマートフォン充電器など、コードレス家電を使用する場合は、床から10〜15センチの高さに設置すると、コードが邪魔にならず便利です。
3: コンセントの種類
コンセントの種類には、一般的な100Vコンセントの他に、200VコンセントやUSBコンセントなどがあります。
200Vコンセントは、エアコンや電気自動車の充電などに使用します。
USBコンセントは、スマートフォンやタブレットなどの充電に便利です。
それぞれの家電の仕様に合わせて、適切な種類のコンセントを設置しましょう。
4: コンセントの数を決める
コンセントの数は、使用する家電の数や種類によって異なります。
複数の家電を同時に使用することを想定して、余裕を持った数にしておくと安心です。
特に、リビングやキッチンなど、家電の使用頻度が高い場所は、コンセントの数が不足しがちなため、注意が必要です。
5: 未来を見据えた計画
将来的なライフスタイルの変化も考慮して、コンセントの数を決めることが大切です。
例えば、子供が生まれた後に、おもちゃやベビー用品の充電が必要になるかもしれません。
また、テレワークをするようになった際に、パソコンやプリンターなどのコンセントが必要になる可能性もあります。
□間取り別コンセント位置の決め方のポイント
間取り別に、コンセント配置のポイントをご紹介します。
家具の配置や家電の利用シーンをイメージしながら、使いやすいコンセント位置を検討しましょう。
1: リビング
リビングは、家族が集まる場所なので、様々な用途に合わせてコンセントを配置する必要があります。
・テレビ周りのコンセント
テレビの横に、ブルーレイレコーダーやゲーム機などのコンセントを配置しましょう。
また、テレビの後ろに、配線用のコンセントを設けるのもおすすめです。
・ソファ周りのコンセント
ソファの横に、照明器具や携帯電話の充電器などのコンセントを配置しましょう。
・床面のコンセント
コードレス掃除機やロボット掃除機の充電用に、床面にコンセントを設けるのも有効です。
2: キッチン
キッチンは、家電の使用頻度が高いため、コンセントの数を多く確保することが大切です。
・コンロ周りのコンセント
コンロの横に、電子レンジや炊飯器などのコンセントを配置しましょう。
・シンク周りのコンセント
シンクの横に、食器洗い乾燥機や浄水器などのコンセントを配置しましょう。
・背面収納周りのコンセント
背面収納に、家電を収納する場合、コンセントを忘れずに設置しましょう。
電子レンジやオーブントースターなどのコンセント、コーヒーメーカーや電気ケトルなどのコンセントなどを設置する場所を検討しましょう。
3: 寝室
寝室は、リラックスできる空間なので、照明器具や携帯電話の充電器などのコンセントを配置しましょう。
また、ベッドサイドにコンセントを設置すると、就寝前にスマホやタブレットを使用する際に便利です。
4: 書斎
書斎は、パソコンやプリンターなどの家電を使用するため、コンセントを多く確保することが大切です。
デスク周りに、パソコンやプリンターなどのコンセントを配置しましょう。
また、照明器具や携帯電話の充電器などのコンセントも忘れずに設置しましょう。
5: 子供部屋
子供部屋は、子供が成長するにつれて使用する家電が変わっていくため、将来を見据えたコンセントの配置が重要です。
・デスク周りにコンセント
勉強机やパソコンデスク周りに、パソコンやプリンターなどのコンセントを配置しましょう。
また、照明器具や携帯電話の充電器などのコンセントも忘れずに設置しましょう。
・床面にコンセント
コードレス掃除機やロボット掃除機の充電用に、床面にコンセントを設けるのも有効です。
6: 浴室
浴室は、洗面台やシャワーなどの水回りであるため、コンセントの設置には注意が必要です。
浴室にコンセントを設置する場合は、防水対策をしっかりと行いましょう。
・洗面台のコンセント
洗面台には、ドライヤーや電動歯ブラシなどのコンセントを配置しましょう。
・浴室乾燥機のコンセント
浴室乾燥機を設置する場合は、コンセントの容量に余裕があるかを確認しましょう。
□まとめ
新築住宅のコンセント位置は、後から変更することが難しいので、設計段階でしっかりと計画することが重要です。
この記事では、コンセント位置の決め方について、事例を交えながら解説しました。
間取りやライフスタイルに合わせて、最適なコンセント位置を検討しましょう。
後悔のない住まいづくりを実現するために、この記事を参考にして、快適な住空間を設計してください。
四日市周辺で、注文住宅に関して相談がある方は、ぜひ当社までご連絡ください。