土地を持っているけど、注文住宅を建てる具体的な流れが分からず、不安を感じている方はいませんか。
土地ありで注文住宅を建てる場合、予算や業者選び、間取りプランの決定、工事請負契約、着工、引き渡しまで、さまざまな工程があります

今回は、土地ありで注文住宅を建てる際の流れを、予算、業者選び、注意点などを交えながら、具体的な手順と合わせて解説することで、安心して家づくりを進めるための知識をご紹介します。

□土地あり注文住宅の流れを徹底解説

土地を持っている状態から注文住宅を建てる場合、予算や業者選び、間取りプランの決定、工事請負契約、着工、引き渡しまで、それぞれの工程を詳しく解説していきます。

1: 予算の検討とイメージづくり

まずは、家づくりの予算をしっかりと検討しましょう。
自己資金、住宅ローン借入金額、諸費用、予備費などを考慮し、無理のない予算計画を立てます。

自己資金は、貯蓄や不動産売却による収入などを含めて算出します。
住宅ローン借入金額は、金融機関のホームページにある住宅ローンシミュレーターで、年収や返済可能額、返済期間などを設定することで、目安を把握できます。

諸費用は、土地の登記費用、住宅の登記費用、不動産取得税、印紙税、仲介手数料など、住宅購入にかかる税金や手数料を指します。
土地ありの場合、諸費用の目安は物件価格の3~6%と言われています。

予備費は、引っ越し費用や家具購入費用、予想外の費用などが発生した場合に備えて、余裕を持った金額を確保しておきましょう。
予算が決まったら、建てたい家のイメージを具体的に描いていきましょう。
「絶対に譲れない条件(MUST)」と「あるといい条件(WANT)」に分けて書き出すと、希望を整理しやすくなります。

2: 施工会社選び

施工会社は、家づくりのパートナーです。
設計、設備、住宅性能など、さまざまな相談に乗ってくれます。
そのため、施工会社を選ぶ際には、価格帯や実績だけでなく、担当者とのコミュニケーションのしやすさ、人柄なども重要な要素となります。

3: 詳細プランの打ち合わせ

施工会社が決まったら、住宅プランの打ち合わせを始めます。
建てたい家のイメージを共有し、予算と照らし合わせて、希望と現実のバランスを調整していきます。
土地の状態や法令の制限なども確認し、希望する条件が実現可能かどうかを明確にします。

4: 工事請負契約

詳細なプランが決まったら、工事請負契約を締結します。
契約書の内容をよく確認し、不明な点は施工会社に質問しましょう。

5: 着工

工事請負契約が締結されると、いよいよ着工です。
工事が始まる前に、近隣住民への挨拶回りを行い、良好な関係を築くことが大切です。

6: 完成、引き渡し

工事が完了したら、完成検査を受け、問題なければ引き渡しとなります。
引き渡し前に、住宅設備の説明を受け、使い方をしっかりと理解しておきましょう。

□土地あり注文住宅を建てる際の注意点

土地ありで注文住宅を建てる際には、計画を立てずに家づくりを進めないこと、地盤調査、親からの贈与問題など、注意すべきポイントがいくつかあります。

1: 計画性を持って家づくりを進める

土地ありの場合でも、計画性を持って家づくりを進めることが大切です。
事前に予算、間取り、工期、資金計画などをしっかりと検討し、無理のない計画を立てましょう。

2: 地盤調査は必須

土地の強度や地盤の状態によって、家の基礎構造や工法が異なります。
地盤調査を行い、適切な基礎工法を選定することで、地震や地盤沈下などのリスクを軽減できます。

3: 親からの贈与

親から土地を贈与された場合、贈与税が発生する可能性があります。
贈与税の申告や納税手続きなど、税金に関することは、事前に税理士に相談しておくことをおすすめします。

4: 建築確認申請

建築確認申請は、建築基準法に基づいて、建築物の安全性や構造上の問題がないかを確認するための手続きです。
建築確認申請は、施工会社が代行してくれる場合が多いですが、内容をよく確認しておきましょう。

□まとめ

土地ありで注文住宅を建てる際には、予算、業者選び、間取りプラン、工事請負契約、着工、引き渡しまで、それぞれの工程をしっかりと理解し、計画的に進めることが大切です。
また、地盤調査や親からの贈与、建築確認申請など、注意すべきポイントもいくつかあります。
この記事を参考に、安心して家づくりを進めていきましょう。

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