「新築の固定資産税の計算方法を知りたい」
このようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、新築の固定資産税の計算方法について解説します。
固定資産税の軽減措置にはどのようなものがあるのかや家づくりの流れについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

□新築の固定資産税の計算方法をご紹介します!

ここからは、新築の固定資産税の計算方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

固定資産税は、固定資産評価額に税率をかけて求めます。
固定資産評価額は、自治体ごとの基準に基づいて確認・評価された値で、3年に1度見直しがなされます。
税率は自治体が自由に決められますが、標準税率の1.4パーセントを採用している自治体が多いです。

たとえば、土地の評価額が4000万円、建物の評価額が3000万円の場合、税率を1.4パーセントとして固定資産税額を計算すると以下の通りです。

土地・・・4000万円×1.4パーセント=56万円
建物・・・3000万円×1.4パーセント=42万円

決して安くはありませんよね。
しかし、実は新築の固定資産税の軽減措置がいくつか用意されているんです。
使えるものがないかを確認してみましょう。

□新築の固定資産税の軽減措置をご紹介します!

ここからは、新築の固定資産税の軽減措置にはどのようなものがあるのかについてご紹介します。
以下のようなものがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

・認定長期優良住宅の特例
・新築住宅の特例
・住宅用地の特例
これらを順に解説していきます。

1つ目は、認定長期優良住宅の特例です。
これは、国が定めた長期にわたり良好な状態で暮らせる長期優良住宅認定制度の基準をクリアした住宅として、建物部分の固定資産税を半分に減税できる制度です。
期間は5年間で、要件は以下の通りです。
・令和4年(2022年)3月31日までに新築された住宅
・行政庁から認定を受けて新築された住宅

2つ目は、新築住宅の特例です。
これは、建物部分の固定資産税を半分に減税できる制度です。
期間は3年間で、要件は以下の通りです。
・令和4年(2022年)3月31日までに新築された住宅
・床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下
・併用住宅の場合は、居住部分の面積が全体の50パーセント以上

3つ目は、住宅用地の特例です。
これは、固定資産税を小規模住宅用地の場合は6分の1、一般住宅用地の場合は3分の1にできる制度です。
住宅用地とは、人が居住するための建物の敷地として利用されている土地のことを指します。

□家づくりの流れをご紹介します!

ここからは、家づくりの流れについてご紹介します。
以下のようなものがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

・情報収集
・イメージづくり
・予算の検討
・資金計画
・依頼する会社選び
・土地探し
・ローンの事前審査
・土地の購入
・建物のプランニング
・見積もり
・工事請負契約
・住宅ローン申請
・地鎮祭
・着工
・基礎工事
・上棟式
・工事完了
・竣工
・引き渡し
・登記
・住宅ローンの実行
・入居

まずは、情報収集とイメージづくりです。
インターネットや本、雑誌などから必要な情報を集め、イメージを書き出して具体的にしましょう。
優先順位づけもしておくことをおすすめします。
ここまでが下準備で、1か月くらいかかります。

次は、予算を検討して資金計画を立てることです。
依頼する会社選びと土地探しもしましょう。
なお、依頼する会社選びと土地探しはワンセットで考える必要があります。
ここまでが計画で、1か月~1年以上かかります。

そして、ローンの事前審査と土地の購入です。
複雑な手続きがあるので注意が必要です。
さらに、建物のプランニングや見積もりもしましょう。
自分に合ったものを提案してもらいましょう。

次は、工事請負契約や住宅ローン申請です。
契約に問題がなければ住宅ローンの本申請に進みます。
ここまでが設計で、3か月~10か月くらいかかります。

そして、地鎮祭・着工・基礎工事・上棟式です。
工事が無事に終わるように安全祈願をしたら、いよいよ着工が始まります。

工事が完了したら、竣工や引き渡しに進みます。
しっかりと工事できているかを複数回検査した後に引き渡されます。
最終的な確認なので、気になる部分があった場合は必ず修正してもらいましょう。
ここまでが工事で、3か月~6か月くらいかかります。

最後は、登記・住宅ローンの実行・入居です。
入居する前には周りの方へ挨拶を済ませるほか、電気・ガス・水道の手続きを忘れないようにしましょう。
これらは1か月くらいで終わるでしょう。

□まとめ

この記事では、新築の固定資産税の計算方法について詳しく解説しました。
軽減措置や家づくりの流れについてもぜひお役立てください。
このテーマについて気になっていた方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、四日市周辺で家づくりをお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。