24時間換気システムは、快適で健康的な住環境を保つために欠かせない設備です。
しかし、運転音が以前より大きくなった、気になるようになったという経験はありませんか?
その「うるさい音」は、システムに何らかの不具合が生じているサインかもしれません。
原因を知り、適切な対処をすることで、静かで快適な室内環境を取り戻すことができます。
目次
24時間換気システムがうるさい原因とは
フィルターや通気口の詰まり
24時間換気システムから異音がする場合、最も考えられる原因の一つが、フィルターや給気口、排気口、さらにはダクト管などにほこりや汚れが蓄積して詰まってしまうことです。
これらの部分が目詰まりすると、空気の通りが悪くなり、換気システムを動かすモーターに通常以上の負荷がかかります。
この負荷が、機械的な作動音を大きくさせたり、「ボー」や「ゴー」といった異音として聞こえたりすることがあります。
長年使用しているうちに、こうした汚れは徐々に蓄積していくため、音が徐々に大きくなるケースも少なくありません。
モーターや部品のサビや劣化
フィルターや通気口の詰まり以外にも、換気システム本体のモーターや内部の金属製部品にサビが発生している場合も、異音の原因となります。
サビによって部品の回転がスムーズでなくなると、「ジー」や「ジジジ」といった独特の音が響くことがあります。
また、長年使用していることで、モーター自体やファンなどの部品が経年劣化を起こし、破損したり回転軸が歪んだりすることでも、作動音が大きくなることがあります。
一度サビが発生したり、部品が劣化したりすると、完全に元の状態に戻すことが難しく、異音が解消されないままとなることもあります。

うるさい音への対処法と予防策
定期的な清掃で音を軽減
24時間換気システムから発生するうるさい音を軽減するためには、定期的な清掃が非常に有効です。
特に、フィルターや給気口、排気口に溜まったほこりや汚れは、こまめに取り除くことが大切です。
掃除をする際は、まず換気システムの電源を切ってから、フィルターを取り外して掃除機でほこりを吸い取ります。
水洗いができるフィルターの場合は、汚れがひどい時に中性洗剤で洗うことも可能です。
ただし、カビの発生を防ぐため、しっかりと乾燥させてから元に戻すようにしましょう。
排気口の掃除も同様の手順で行いますが、天井などに設置されている場合も多いため、安全に注意して作業を行う必要があります。
このような日常的なお手入れを継続することで、異音の発生を抑え、システムの寿命を延ばすことにもつながります。
専門家による点検と修理
フィルターや通気口の掃除をしても異音が改善されない場合や、サビや経年劣化が原因と考えられる場合は、専門家による点検や修理を検討することが重要です。
サビついた部品や、劣化してしまったモーターなどは、ご自身での修理が難しい場合が多く、専門的な知識や技術が必要となります。
専門業者に依頼することで、原因を正確に診断してもらい、必要な部品の交換や修理を行ってもらえます。
また、本体の寿命が近づいている場合や、修理費用が高額になる場合は、新しい機器への交換を提案されることもあります。
定期的な点検を受けることは、システムの異常を早期に発見し、快適な室内環境を維持するために役立ちます。

まとめ
24時間換気システムから発生するうるさい音は、フィルターや通気口の詰まり、モーターや部品のサビ、経年劣化など、いくつかの原因が考えられます。
これらの原因を特定し、定期的な清掃といった日頃のメンテナンスを行うことで、音を軽減できる場合があります。
それでも改善しない場合や、劣化が進行している場合は、専門家による点検や修理、部品交換、あるいは本体の交換を検討することが大切です。
快適な空気環境と静かな暮らしのために、システムの異音には早めに気づき、適切に対処しましょう。
